今回は、2009年11月に起きた島根県女子大学生殺人事件で、本人死亡のまま容疑者として書類送検された矢野富栄の家族についてご紹介致します。
島根県女子大学生殺人事件
島根県女子大学生殺人事件は2009年11月に起きた事件です。
広島県北広島町の臥龍山の山頂付近で、性別さえ分からないくらい切断された遺体が見つかりました。
そしてDNA検査の結果、島根県立大学に通う平岡都さん(当時19歳)の遺体であることがわかりました。
捜査は難航し、事件発覚から7年後、矢野富栄(当時33歳)が容疑者として特定されました。
しかし、矢野富栄は遺体発見の2日後、交通事故にて自身の母親と共に死亡しており、容疑者として書類送検されましたが、被疑者死亡で不起訴となりました。
矢野富栄の家族構成！
1976年4月に山口県下関市で生まれた矢野富栄は、タバコ店やクリーニング店を営む両親、弟と4人暮らしだったとの情報です。
- 父親
- 母親(当時50代)
- 矢野富栄
- 弟
矢野富栄の父親は事件が起きる2～3年前に亡くなっていて、山口県萩市のほうにある墓参りからの帰りに起きた交通事故で矢野富栄は亡くなったとのことです。
また、父親は地域の柔道クラブで指導をしており、そのため、矢野富栄は小学校の頃から柔道もたしなんでいたようです。
矢野富栄の弟は誰？
矢野富栄の弟について調べましたが、情報が少なく特定することができませんでした。
2016年夏頃から、下関市内の矢野富栄の実家に、頻繁に捜査員が訪れるようになりました。
地元住民によると、その家には弟夫婦が住んでたとのことです。
また、事件後弟は実家を立て替え、美容院を開店したという情報もあります。
美容院の名前は「calle」という名前で、「髪と肌に優しい自然派サロン」というコンセプトで夫婦でお店を経営していたそうです。
オシャレな店構えで、地元の人たちからは好評だったとのこと。
しかし、兄の矢野富栄が犯人であると判明し、ニュースで報道されてから1～2週間後に、「一身上の都合で閉店することになりました」と張り紙をして、姿が見えなくなってしまったそうです。
矢野富栄の母親の現在は？
矢野富栄の母親は遺体発見の2日後に矢野富栄と共に、交通事故によって亡くなりました。
「ガードレールにぶつかる交通事故」ということになっておりますが、ガードレールにぶつかる前から、車から炎が出ていたという目撃証言もあります。
そのため、矢野富栄と母親は無理心中も疑われていますが、真相は不明です。
まとめ
今回は矢野富栄の家族についてご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。
未解決事件としうことで、遺族の気持ちを考えるとやりきれない事件ですね。
